読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

星の彼方 雲の隙間

声が届かなくても想ってるよ

君となら終わる恋なんてない〜A.B.C-Z Ha“ss”hy★concert

A.B.C-Z コンサート 橋本良亮
A.B.C-Z Ha“ss”hy★concert
8/23,24@TDC


A.B.C-Zの物語は常に橋本良亮と共にありました。ステージでの立ち位置だけでなく、橋本良亮は常にA.B.C-Zの中心でした。

大事な大事な末っ子。
みんなで育てた末っ子。
付いてきてくれた末っ子。
引っ張ってくれる末っ子。

覚えているでしょうか、初夏コンでの「特別な君へ」の演出を。

4人のお兄ちゃんがトロッコで先へ進むのを、センターの花道をゆっくりと歩きながら追いかけるりょうすけ。会場のちょうど真ん中でりょうすけとお兄ちゃん達のトロッコは一直線に横並びになります。そこで立ち止まり、ピタリと同じ方向をむいて会場の全てを見回しながら歌う5人。そして再び進み始めたとき、りょうすけはトロッコよりも先を歩きます。りょうすけがグループを引っ張ります。圧倒的な、選ばれしセンターとして。

私はその頃の彼らをしらないのでこの辺のことは後から聞いた話でしかありませんが、人気と実力を兼ね備えた職人Jr.ユニットだったA.B.Cに突然15歳の少年が加入してきたときのファンの気持ち、お兄ちゃん達の気持ち、そしてりょうすけ本人の気持ちは察するに余りあります。どれほどの涙が流れどれほどの痛みが生まれたか分かりません。

それでもお兄ちゃん達は彼を本気で育てることを選びました。りょうすけは反抗しながらも食らい付きました。別に追い出すことだって逃げ出すことだってできたはずです。でも彼らは明日をも知れぬ芸能界の中で、5人で生き抜くことを選びました。

…とまあ前置きがだいぶ重くなりましたが、そんな負けず嫌いで強くてカッコよくて愛され力抜群の末っ子がついにソロコン開催です…!

もちろん荒削りだけど、考え抜かれた構成が見事でJr.の使い方もうまくて、客に頼らず自分の力で立つ愛に溢れたステージだった、というのが感想。オープニングの盛り上がりやまとまりのある各ブロック、本編クライマックスの盛り上がりにアンコールの突き抜け感。どれも初めてとは思えない、板の上での叩き上げを感じる出来でした。

特にオープニングの3曲、直截的にエロいアクセントダンスからのきんきメドレー、One by oneが素敵でした。とにかくカッコ良かった。一握りの人間しか持つことを許されないオーラを纏った正真正銘のセンターがそこにはいました。でもカッコいいだけじゃありません。A.B.C-Zの曲をたった1人で大切に表現する姿や、1人で闘いきった本編ラストにdreamを持ってきて「1人ではなにもできない」と歌い上げる姿はひたすらに感動的で、愛しさと涙が込み上げるのを止めることはできませんでした。

正直に言って、激ヤセしたりょうすけの顔を見るのは不安でした。すごく不健康でチャームポイントが消えてしまったりょうすけを見るのは嫌でした。でも彼は強かった。初回こそ緊張感があったけど、しっかり自分のステージを魅せる姿はとても輝いていました。オーラスはもう本当に楽しそうだった。一瞬一瞬の表情がカッコよくて可愛くて、見逃したくないと思わせてくれました。

私をえびに出会わせてくれたのはりょうすけです。彼がいたから今の幸せなえび担生活があります。ありがとうりょうすけ、そこに立ってくれて。これからもずっと5人でいてね。ずっと私達の圧倒的センターでいてね。ずっとずっと恋をさせてね。初めてのソロコン本当にお疲れ様でした。