星の彼方 雲の隙間

声が届かなくても想ってるよ

僕は言葉も手も足も出ずに雁字搦め〜サクっとえび座前半を振り返る

今年もA.B.C-Zの座長公演ABC座が始まりました。これまでは初代ジャニーズの歴史とA.B.C-Zの歴史が交錯するそりゃあもうジャニオタホイホイな演目でしたが、今年はオリジナルストーリーでA.B.C-Zがバンド演奏に挑戦することでも注目を集めています。そろそろ前半戦も終わるということでここまでをサクっと振り返ってみようかと。

☆1幕 サンズ・オブ・ザ・マッシュルーム☆
御茶ノ水の寂れたライブハウスを拠点に活動するリョウスケ、フミト、ショータ、リョーイチ、コウイチの5人組バンド「プラネッツ」は、売れたいという思いからその方向性を巡りギクシャクしていた。60年代ロックに傾倒するリーダーフミトのアイディアでGSに挑戦するプラネッツだったが、なかなか客は付かない。そんなある日GSを蘇らせるイベントのオーガナイザーに呼ばれ札幌に向かう5人だったが、高速道路の猫を避けた瞬間に何故か1966年へとタイムスリップしてしまう。ビートルズ初来日に沸く東京で自らもバンドマンだったという五郎さんに出会い、現代で貧乏バンドだった彼らの運命が大きく動いていく…。

1幕は錦織一清さんが演出、曾我泰久さんが音楽を担当するお芝居。これまでのジャニーズ伝説とは違い、完全オリジナルのストーリーに挑戦しています。錦織色が前面に押し出された独特の演出は戸塚担には既におなじみですが、初めて見る方には戸惑いもあるかもしれません。初日はネタバレ避けしてたのでTLを見ていないのですが、どうやら話の内容も含めて賛否両論あったみたいですね。まあ逆に言えば、ジャニーズの歴史や自分たちの過去を振り返る内容はある意味チートです。感動しない訳がありません。演者の気持ちの乗り方だって全く違うと思います。でも今年の彼らはそれを選ばなかった。波に乗り始めている今、あえて新しい挑戦を選んだんです。上手なやり方じゃないかもしれないけど、とっても彼ららしいんじゃないかと思います。

中身については終わってから詳しく書きますが、個人的な見所はミュージカルシーンかなと。ドライブシーンや日劇ウェスタンカーニバルの最後から楽屋での喧嘩シーン、そしてクライマックスのリョウスケ復活シーン。歌い踊る彼らはどれも楽しそうだったりカッコつけてたり壊れそうだったり祈りを捧げたり、全力の表現を見せてくれます。日に日に役柄に入り込んでいるようで、見るたびに心を揺さぶられる幅が大きくなっていくのを感じます。最初はSHOCKのオン楽屋だな???と思っていた喧嘩シーンはもはや涙なしには見られませんw千秋楽に向けて5人の個性的なお芝居もパフォーマンスまだまだ良くなっていくことでしょう。

☆2幕 We love A.B.C-Z
うってかわって2幕はジャニーさん監修のショータイム!1幕との繋がりは一切ございません!Don't think!Feeeeeeeeeel!!!!!

演出は河合くんがジャニーさんと相談しながら決めたようです。もちろん五関くんも振付で参加(その割にパンフに名前ないのが気になる。ちゃんとお金もらってるのかな…)。

話は遡りますが、サマパラのとき、もっと新しいことしてくれるかと思ったら初夏コンの簡易版で、みんなちょっとだけモヤモヤしてたじゃないですか。でも違った。A.B.C-Zの本気はやはり日生劇場にありました。劇場で輝くアイドル。異端のようでありながら彼らはジャニーズの王道を歩んでいるのです。細かいことは改めて書きますがとにかく5人が5人でカッコいい。一度もハケないというコンセプトはずっと舞台にいるというだけじゃなく、ずっと5人でいるってことなんですよね。


何度見ても新しい発見があってどんどん成長していくステージ。カンパニーが愛おしくて仕方ありません。最後まで誰も欠けることなく全力で駆け抜けられますように。この舞台を終えた5人が、また新しい何かを手にできていますように。

そこは天国か、まさか奈落の底でしょうか〜私がA.B.C-Zに転げ落ちた話

Sexy zoneは革命だった。

デビューシングルのいわゆる薔薇戦争にも1stコンサートにも参加していないけれど、Twitterで目にする彼らへの賛辞はどれも異様に熱を帯び、輝いていた。

勢いのある年上シンメ、絶対的センター、可能性の塊のような弟組。バランスのとれた完璧なグループ構成に狂気さえ感じるお耽美な演出。きっかけは覚えていないけれど、いつしか私も目が離せなくなり、FC発足時には迷いなく入会するほどになっていた。

革命だった、と書いたのはジャニーズの歴史においてということもあるけれど、私のおたく人生においても同じだった。KinKi以外のジャニーズに本気になったのは、それが初めてだった。

Sexy zoneを追うには欠かせない番組があった。ザ・少年倶楽部である。そして2012年の少年倶楽部クリスマススペシャルで、事件は起きた。

コーナーの狭間に、各グループのメンバーがクリスマスに合わせた愛の言葉をカメラ目線で投げ掛ける場面があった。なんの気なしにそれを見ていた私は、真正面から無防備でその男の言葉と笑顔に被弾することになる。

橋本良亮。

何を言ったかは覚えていない。でもとにかくそのまっすぐな言葉とはにかんだ笑顔は、確かに私を揺さぶった。

もともとA.B.C-Zにはどこか親近感を持っていたのかもしれない。昔SHOCKやきんきコンについていたらしいし、小学生の頃友人に郁人担がいた。実力派で、最近DVDデビューしたのよね。曲は良いからアルバムが出るなら欲しいなー、というような認識だった。でも当時の私はりょうすけが後から入ったことも知らなければ自分より年下だとは夢にも思わなかった(なんなら今でも信じてない)。正直顔と名前が一致していたのは郁人だけだった。少年倶楽部で見るパフォーマンスはいつもすごいなと思っていたけれど、要するに興味がなかったのである。

アイドルは顔が美しくなきゃいけない。
アイドルはこの残酷な世界の中で理不尽に選ばれた者でなくてはならない。
王道以外に価値などない。

KinKiが世界の全てだった私はなんの疑いもなくこう思っていた。Sexy zoneにハマったのも、圧倒的な美と理不尽なメンバー選考、王道のアイドル路線があったからだ。だからハッキリ言って下積みの長さが話題になるようなグループは好みではなかった。

それなのに。

その日からA.B.C-Zは気になる存在になった。はっしーと呼ばれる彼はどんな男なんだろう。どうしてあんなまっすぐな言葉を吐けて、あんな風に笑えるんだろう。あーやっぱりパフォーマンスは段違いだな。砂のグラスって良い曲だな。ジャニーさんはせくぞんとえびのどちらを海外輸出するか迷って競わせてるんじゃないだろうか…そんなことばかり考えていた。

そしてそんな生活を1年ほど続けて飛び込んできたのが、「A.B.C-Z1stアルバムリリース!」というニュースだった。今までDVDのおまけでしか聴けなかったA.B.C-Zの曲たちが全て収録された作品になるという。もう観念するしかなかった。すぐCDショップに行って予約をした。A.B.C-Zに初めてお金を使った瞬間だった。

同じ頃だったろうか、A.B.C-Zにはもうひとつニュースがあった。「えび座、異例の早さで再演決定」というものである。当時まだ現場に遠慮がちだった私はこれに申し込んでいなかったのだが、公演が始まった頃、情報メールで「特別登録」の受付があった。少し悩んだものの、どうせ当たらないだろうとダメ元で申し込んでみる。これが沼への入り口だとも知らずに。



仕事が昼で終わり、帰って昼寝をしていたある日のこと。枕元のiPhoneが大きな音で私を叩き起こした。知らない番号からの着信。普通なら迷わず拒否ボタンを押して再び眠りに就くところだった。しかし何故かその日の私は逡巡した。寝ぼけながらも、なんとなく出なくてはいけないような気がした。

「こちらジャニーズコンサート事務局です」

電話の向こうの女性は確かにそう言った。流石の私も事態を飲み込みはじめる。申し込んだ夜公演でなくその日の昼公演はどうかと問われた私は行けますと即答し、早速仕事の予定を調整した。

当たったのだ。
都市伝説だと思っていた特別登録が。

とはいえまだ「席を用意できる可能性がある」というレベルの当選で、嬉しいには嬉しいが実感はまったくなかった。いざ行ってみて入れなかったら嫌だなあという不安が拭いきれなかった。

そして当日。仕事を切り上げた私は初めての日生劇場に駆け付けた。看板を撮り、祝い花を撮り、指定された時刻きっかりにコンサート事務局の受付に行く。席が用意できた場合は改めて呼び出すのでその辺にいてくれとの指示だった。この時点ですでに開演30分前をきっていたと思う。どうなるかもわからずにひたすら入場列を眺めていた。

開演10分前。

「◯◯様ー!」

その声は確かに私を呼んだ。
ついに、A.B.C-Zに、会える。

受け取ったチケットには手書きで「GC階A列」の文字。A列という表記に驚きながらも日生に入るのが初めてだった私はどうせサイドの見切れ席とか最上階とかそんな感じだろうとたかをくくっていた。

しかし。通された席は中二階の最前列、ほぼセンターだった。その日は東宝関係者の観劇日だったようで、その余り席がまわってきたのだ。

特別登録が当たり、名前を呼ばれ、とんでもない神席がくる。もう、これは、運命だった。きんき担の大好物、運命そのものだった。

そしてついに幕が上がる。初めて見るA.B.C-Zは、舞台の上で確かに生きていた。5人の男の生き様が、そこにはあった。ジャニーズ伝説ももちろん素晴らしかったしこれを任される彼らは社長に愛されているのだろうと思ったけれど、やはり胸を打たれたのは橋本良亮加入の物語だった。

実力も人気も確かなのにデビューが遠かったA.B.C.と、自分だけ平成の仲間たちから取り残されデビューできなかったりょうすけ。この出会いもそう、運命だった。夢の為に新しいセンターを受け入れることを決めた四人の前に、圧倒的なオーラを纏った橋本良亮が現れる。腐りかける自分の心を制し、苦しみもがきながらそれを表現に昇華する、選ばれしセンターが。

再出発を遂げた5人が繰り広げる世界は夢のように輝いていた。大きな装置を魔法のように操る姿も、最大限に身体を使って表現するダンスも、飛んで回る度に光が飛び散る鮮やかな衣装も、ステージに立てる喜びを抑えきれない5人の表情も、その全てが私を魅了した。

実力のあるグループはすごい。
全員でいられるグループは強い。
愛を持ったグループはこんなにも愛おしい。

「ここにいるみんなを無理矢理にでも抱き締めたい」
「100年先も5人でやっていきます」
すっかりセンターが板についた末っ子の締めの挨拶にも順調に被弾し、終演後は気付けばグッズ売り場にいた。チケット代だってそんなに安いものではない。それでもあの子達にお金を使いたくて仕方なかった。もう完璧にやられていた。グッズだけでは貢ぎ足りずに劇場を出たその足で原宿のジャニショに向かうという、自分でも信じられない浮かれようだった。恋のドアが、確かに開いた。

その後もコンサートに行き、舞台に行き、彼らの表現をいくつも見せてもらった。どの瞬間も彼らは全力で夢に向かう。不器用でも確実に、ファンへの愛を伝えてくれる。いつもいつもまっすぐな彼らの笑顔に何回救われたことだろう。本当に出会えて良かった。

さて、そんな思い出のえび座が今年も始まる。どんな新しい彼らが見られるだろう。どんな素晴らしい景色を見せてくれるだろう。個々が世間に見つかり始めた今だからこそ、5人でいる強さを目一杯感じたいと思う。ずっとずっと、彼らと夢を見たいと思う。




楽園だって逃げちゃおうよ〜A.B.C-Z 始めようAtoZを!!

A.B.C-Z 始めようAtoZを!!
8/25〜8/30@TDC

長く幸せな夏がついに終わってしまいました。AtoZまだ始まってなかったの????というツッコミは置いといてサマーパラダイスの大トリは我らがA.B.C-Z

ソロコンを成功させたおはしちゃん、相変わらず毎日テレビで会える戸塚さん、追いきれない程バラエティーに引っ張りだこな塚ちゃん、シンガポールで大活躍の河合くん、そしてそのサンチェぶりが話題をさらった五関くん。圧倒的ではないか我が軍は!!!!!

五人てなんて嬉しいんだろう。
五人てなんて安心するんだろう。
五人てなんてカッコいいんだろう。
五人てなんてあったかいんだろう。
五人てなんて幸せなんだろう。
初夏コン楽しかったなーーーーーー!!!!!

そんなコンサートでした。生憎の天気でサマーパラダイス感はあんまりありませんでしたが、熱くてあったかくて笑顔に溢れていて、この距離感だからこそできるステージだったのかなと(でも次えび事で水道橋に来るのはドーム公演がいい)。

内容としては初夏コンのおまけ追加公演のような感じだったので細かい感想は割愛しますが、その中でも2つ、特筆すべき演目がありました。

☆新曲「Moonlight walker」初披露
期待通り。いや期待以上でした。初日に初めて聴いたとき、気付いたら泣いてました。松井馬飼野コンビの曲なんてただでさえジャニオタホイホイに決まってるのに、哀愁漂いまくりの好みど真ん中で、5人の魅力が最大限に引き出されていて、大人たちが売りたいと思ってくれているのを感じて、この曲でまたデビューしていくA.B.C-Zの未来を想って泣きました。

あと五関担なので冷静には考えられてないと思うんですが、普通に考えて振付カッコよすぎないですか???シングルデビュー曲で振付任される自担カッコよすぎませんか???メンバー振付っていう甘えはどこにもなくて、きちんと仕事として成立している。MJイズム取り入れるのも本気感出てていいし、何年も何十年も掛けて熟練させていけそうな予感たっぷりの痺れるダンス。A.B.C-Zはハットが似合うって誰より自分たちのこと理解してる河合くんも流石すぎます。

ムーディーでダンサブルな馬飼野サウンドと妖しくも激しくロマンチックな松井詞、そしてリーダー河合くんの選んだ衣装と天才コレオグラファー五関くんの振付が融合するステージはさながら少年隊の正統後継者宣言でした。A.B.C-ZがDVDデビューをはじめ異端の道を突き進んできた先に待っていたのは、紛うことなきジャニーズの王道。その事実には震えるしかありません。

何度もハッキリと1位とりたいって伝えてくれたね。絶対とらせるよ。君たちが日本一だって証明してみせるよ。夢叶えようね。

☆塚リカvsごせ子
初夏コンでも最大瞬間風速をかっさらった塚ちゃんのソロ。DARKNESSのイントロに会場のボルテージは一気に上がります。だぁ様くるかな…?と思ったのもつかの間、

\リカちゃんでーす☆★☆★/

リカちゃんキタ━━━(゚∀゚)━━━!!! 

その姿にはもはや元ネタの面影はなく、白のノースリーブに黄色のタイトスカートを履いたわがままボディの塚リカ登場です。そのままDARKNESSのリカパートをキュートに歌いあげ\大好きだよー!!!!/と叫ぶと初夏コンでも登場したかかしの塚田くんにスポットが当たります。

しかしその横には何故か髪の長い女。

「あんた誰よ!?」とリカが問い掛け振り向いたその人は…

「…ごせ子よ」

キタ━━━(゚∀゚)━━━!!! 
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!! 
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!! 

まさかの展開に度肝を抜かれる客席。ていうかなんかごせ子シティーガールになってるし腹筋バキバキだしどうした??????(ちなみにハーフアップしてない初日が最高でした)

その後は何故かそのまま塚田くんを取り合ってダンスバトルに発展。女装Jr.まで出てきてさながらWSSの世界です。そんなふたりのノーベル賞級化学反応は結果的に友情のLOVEに変わり、ふたりでハートを作って大団円という超展開。

今回MCなんかでもミラコスタが爆発していたのですが、この2人に何があったんでしょう…?河五厨の私も流石にクラクラするくらいの爆弾レポが毎晩流れてきました。なんにせよ仲が良いのか悪いのかつかみどころのないこのシンメは魅力たっぷりです。なんかアニメ化できそうだよね。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

初夏コンが始まったのが5/30で、サマパラが終わったのが8/30。合間には舞台があったり映画があったりバラエティーがあったりドラマがあったり。夏前には初のオリジナルアルバムリリースもあり、これでもかと楽しませてもらった夏でした。この夏の恩返しはシングルの結果で必ず成し遂げなきゃいけないよね。幸せな、絶対忘れない夏をありがとう。

5人の未来がもっともっと輝いていきますように。ずっと一緒にいられますように。声が届かなくても、いつも想ってる。


君となら終わる恋なんてない〜A.B.C-Z Ha“ss”hy★concert

A.B.C-Z Ha“ss”hy★concert
8/23,24@TDC


A.B.C-Zの物語は常に橋本良亮と共にありました。ステージでの立ち位置だけでなく、橋本良亮は常にA.B.C-Zの中心でした。

大事な大事な末っ子。
みんなで育てた末っ子。
付いてきてくれた末っ子。
引っ張ってくれる末っ子。

覚えているでしょうか、初夏コンでの「特別な君へ」の演出を。

4人のお兄ちゃんがトロッコで先へ進むのを、センターの花道をゆっくりと歩きながら追いかけるりょうすけ。会場のちょうど真ん中でりょうすけとお兄ちゃん達のトロッコは一直線に横並びになります。そこで立ち止まり、ピタリと同じ方向をむいて会場の全てを見回しながら歌う5人。そして再び進み始めたとき、りょうすけはトロッコよりも先を歩きます。りょうすけがグループを引っ張ります。圧倒的な、選ばれしセンターとして。

私はその頃の彼らをしらないのでこの辺のことは後から聞いた話でしかありませんが、人気と実力を兼ね備えた職人Jr.ユニットだったA.B.Cに突然15歳の少年が加入してきたときのファンの気持ち、お兄ちゃん達の気持ち、そしてりょうすけ本人の気持ちは察するに余りあります。どれほどの涙が流れどれほどの痛みが生まれたか分かりません。

それでもお兄ちゃん達は彼を本気で育てることを選びました。りょうすけは反抗しながらも食らい付きました。別に追い出すことだって逃げ出すことだってできたはずです。でも彼らは明日をも知れぬ芸能界の中で、5人で生き抜くことを選びました。

…とまあ前置きがだいぶ重くなりましたが、そんな負けず嫌いで強くてカッコよくて愛され力抜群の末っ子がついにソロコン開催です…!

もちろん荒削りだけど、考え抜かれた構成が見事でJr.の使い方もうまくて、客に頼らず自分の力で立つ愛に溢れたステージだった、というのが感想。オープニングの盛り上がりやまとまりのある各ブロック、本編クライマックスの盛り上がりにアンコールの突き抜け感。どれも初めてとは思えない、板の上での叩き上げを感じる出来でした。

特にオープニングの3曲、直截的にエロいアクセントダンスからのきんきメドレー、One by oneが素敵でした。とにかくカッコ良かった。一握りの人間しか持つことを許されないオーラを纏った正真正銘のセンターがそこにはいました。でもカッコいいだけじゃありません。A.B.C-Zの曲をたった1人で大切に表現する姿や、1人で闘いきった本編ラストにdreamを持ってきて「1人ではなにもできない」と歌い上げる姿はひたすらに感動的で、愛しさと涙が込み上げるのを止めることはできませんでした。

正直に言って、激ヤセしたりょうすけの顔を見るのは不安でした。すごく不健康でチャームポイントが消えてしまったりょうすけを見るのは嫌でした。でも彼は強かった。初回こそ緊張感があったけど、しっかり自分のステージを魅せる姿はとても輝いていました。オーラスはもう本当に楽しそうだった。一瞬一瞬の表情がカッコよくて可愛くて、見逃したくないと思わせてくれました。

私をえびに出会わせてくれたのはりょうすけです。彼がいたから今の幸せなえび担生活があります。ありがとうりょうすけ、そこに立ってくれて。これからもずっと5人でいてね。ずっと私達の圧倒的センターでいてね。ずっとずっと恋をさせてね。初めてのソロコン本当にお疲れ様でした。

実力派苦労人のA.B.C-ZがついにシングルCDデビューを果たす件について

きっかけはある日突然Twitterを駆け巡った「ABChanZOOから緊急発表!!!」という情報だった。

また番組改編?

DVDでも出る?

メンバー舞台?

えび座特別先行?

様々な憶測が飛び交ったが、あまりそこに含まれる期待値は高くなかったような気がする。今年はもう充分楽しんだという気持ちからなのか、あまり期待して裏切られるのが怖かったのか、そもそもこの冠番組に対する期待があまり大きくないからなのかわからないけれど、とにかくその日を期待しすぎずじっと静かに待つ、という態度の人が多かったように思う。

そして迎えた放送当日。いつもより実況民が多いなという感覚もなく訪れた重大発表のとき。

「僕たちの」

「シングルCDが」

「出ることになりました」


キタ━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━!!

キタ━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━!!

キタ━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━!!



ついに。ついにあの子達の夢が現実になる時が訪れました。夢のためなら何を捨てることもどんな努力も厭わなかった彼らが、ついにジャニーズとしての夢を掴みました。

河合くん、初夏コンでDVDやアルバムで1位を取らせてくれてありがとうっていう話題のときぼそっと「あとはシングルだね…」って言ってたよね。やったね。やっとここまできたね。

絶対、絶対1位とらせるからね。


…そんな感慨に浸っていたのも束の間、ポニキャサイトにアップされたSHOP盤の詳細を見て言葉を失う我々。

が、学園ドラマ…??????????

あの、最年少すらもう22で、お兄ちゃんたちもうアラサーなんですけど…???????

なんかポニキャたんがぶっとんだ方向に本気出してきたぞ…???????

戸惑いながら僕達は???????


なんかよくわかりませんがもう祭です。さっくんに確認するまでもなく祭です。っていうかCDって安いんですね???

学園妄想が嫌いなジャニオタはいませんが、正直アラサーのえびにはもう供給はないよねって思ってました。

私達が甘かったです!!
ポニキャさんすいませんっした!!!

はしちゃんは運動神経抜群でモテモテの一年生だと思うんですよ。

郁人は二年生でクラスの人気者。

とっつーも二年生の穏やかな読書少年。

塚ちゃんは体操部エースの三年生。

五関くんは屋上で昼寝ばっかしててほしい。


まあなんにせよ!
A.B.C-Zの1stシングル!
Moonlight walker!
9/30に発売します!

えび担はちゃんと8月中に予約しような?

他担さんも良かったら御祝儀買いお願いします。+゚(⊃ω⊂)+。

1位が!!!
とりたいんです!!!!

さてさてサマパラもついに始まりますね。初夏コンからずっと絶え間なく楽しませてもらえた今年の夏。あの子達に恩返ししましょう。一緒に夢叶えましょう。

俺たちとみんなでA.B.C-Zだもんね♡





お盆なので元カレの家に遊びに行った話〜Spiral福岡公演

堂本光一ソロコンサートSpiral
8/12,13@マリンメッセ福岡


人々もすなるお盆休みというものを、おたくもしてみんとてするなり。

という訳で行ってきました福岡。帰省ラッシュ空の便のピークど真ん中。横浜でたくさんのおたくが熱中症に倒れたのが嘘のようにその日程だけ安定の大雨予報で福岡到着時の気温は24℃。流石、龍神様がついてる男は違います。まあ結局初日に強まる時間があったぐらいでそこまで降らなかったのでそろそろ雨男の名を返上してあげたい気もしなくもない。

会場のマリンメッセ福岡には初めて入ったのですがこじんまりとしつつも天井が高くて開放的ですごく好感が持てました。2階にも大きな絵?が飾ってあったりなんとなくコンサートホールというより劇場みたいな感じで。海がすぐそばだったのも最高だったなあ。

内容に関しての感想はほとんど横アリのときに書き尽くしたし新たに気付いた細かい感想なんかはTwitterにあげてるのでここではMC中心になんとなくレポってみようかと。順不同、全てニュアンスですので悪しからず。

◇◆◇◆◇◆12日◇◆◇◆◇◆

◎今日感TV
「福岡では今日感テレビというね…駒井さんとかが出てらっしゃる…」

\今日出てたよー!/

「えっ?なんで?」

\きみまろ王子ー!!!/

「え??きみまろ?w王子?wwありがとうございます!光栄です!!!(棒)」

結局今日感テレビの何の話をしたかったのかは謎のままww

◎カップル
「カップルできてる人ー?」

(若干手が上がる

「おおいらっしゃるんですねー。横浜とかでは皆無!皆無だったからね!」

\えええええええ/

「いやいや、だからこうやって俺とおまえらが付き合って…」

\ぎやあああああああああ/

「簡単な奴等だのう…w」

やっぱり福岡は海外仕様なんですかね?デレ成分多めで受け止めきれてないおたくとそれを楽しむこーたんの図が最高でした。

◎アンコ後
最後の最後メンバーコール。

「さあ大きな拍手でお送りください…あ、その前に!赤まり誕生日おめでとう!!!」

客席も大歓声。赤まりさん立ち上がってお辞儀してめっちゃ嬉しそうで可愛かった。そしてこのこーちゃんめっっっっちゃ男前だったー♡

「めでたい、良い日ですからね、余計なことは言わないでおきましょうwほんとおめでと!」

おそらく年齢のことを言おうとしたこーちゃんに手で×を作って応えるまりさんwここのやりとりほんと和むよねえ。

◎現実見ろよ
「みなさん現実に戻る時間です!!!」

\えええええええええ/

「さっ!旦那のパンツ洗おっ!(シャキッと切り替えてスキップw)って現実に戻ってください!」

\えええええええええええ/

「そうじゃないと『ああーんこーちゃんカッコよかったけーん♡こーちゃんカッコよかったけーん♡』ってフラフラして車にバーン轢かれますからね(渾身のおたくモノマネ)」

\それでもよかー♡/ww

おたくを幻想の狭間から救い出し現実を突きつけてくれるこういちさん。多分最後のは聞こえない人いたと思うけど私の後ろ辺りの人が確実に言ってましたwそして車には轢かれなかったけどフラフラして電灯にぶつかりそうになったおたくがここにいるのは内緒だぞ♡

△▼△▼△▼△▼△▼△▼
お客さんの反応とか若干探り探りなこういちさんとか、なんか初日感満載だったこの日w会場が小さくてできない演出もあるけどその代わりにできることはなんでもやろうという意図が伝わってきて、ほんとにこだわり抜かれたステージだなあと改めて思いました。どの席でも距離感近くてみんな幸せにしてもらってて最高の空間。


◇◆◇◆◇◆13日◇◆◇◆◇◆

いつものように陰陽師の宣伝…かと思いきやそのあと予想だにしない言葉を耳にする我々。

「今回特別にね…その時に撮った写真をお見せしようと」

まさかの急展開に戸惑いつつ盛り上がる観客。そして映し出されたのは…

ウルトラマンとのツーショ
神社の中らしき朱塗りの背景でウルトラマンとノリノリの博雅が夢の共演です。

「撮影中、この格好して撮影所に入ってから5時間くらい待ち時間があったことがあって…ウルトラマンがいたから撮ってー!って言ってw…このウルトラマンさ、大きさが中途半端じゃない???」

確かに中途半端な身長のウルトラマンだったけど、それは子どもの記念撮影用なのでは…(´ー`)

②通行禁止の橋に佇む博雅
趣ある自然の中の木製の橋に佇む博雅。しかし橋の手前には大きく「通行禁止」の貼り紙がw

「これ通行禁止の橋なんですよ…《腐食しているので通行しないでください》って書いてあるの。まあ我々はそこで撮影した訳ですけどね!(何故かドヤ顔)…もっちろん許可は取ってますからね??」

許可取ってる話する辺りがめっちゃ優等生で笑ったwあとどうでも良いんだけど「立入禁止の波止場の第3倉庫に8時半」を思い出したw

◎ツアー日程
「今回のツアーは北海道から始まってね…大阪にきて横浜にきてそれでここ福岡ですけれども…合ってる?どっか飛ばしてない?こういうのはみなさんの方が詳しかったりしますからね…」

おたくに確認するこーちゃんめっちゃ心細そうで可愛かった。

「福岡はね、ほんとは1公演、昨日だけになる予定だったんです。でも日程を見ててもう1公演くらいやってもいいんじゃないのー?って」

1公演だけだったらわざわざ遠征しなかったかも。こーちゃんありがとう。+゚(⊃ω⊂)+。

「今ね、ほぼお盆な訳でしょ?」

(ほぼお盆…?とざわざわする客席)

「なんで一斉にざわざわするのwまあそのお盆にここに来てるっていうね…暇人が!!!」

盆暮れ正月クリスマスにしか会ってくれないアイドルが何を言いやがりますか???って感じだったけどきみまろ満足そうだったからいいや。福岡だからかその後ちゃんと「大切な時間をここに割いてくれて…」ってフォローしてましたけどね。

◎福岡大好き
「福岡はね、最近では毎年のようにSHOCKで博多座に来させていただいて。1か月くらい滞在という形になる訳じゃないですか。実はもうSHOCKの稽古が始まってて、今日も僕いないですけど稽古場ではやってるんですよ。明日から福岡なんだって言ったらみんなめちゃくちゃ羨ましがってました。特に内!『ええ光一くん福岡いいなー(´△`)なんでその間に俺ジャパネスクなんですかー(´△`)』ってw」

昨日も感じたけどほんとに福岡好きなんですねー。良い街だもんね。内くんは頑張って稽古してくださいw

◎久々の年齢調査
前回ツアーから3年て話だかデビュー前から応援してくれてる人が多いって話だか忘れたけど恒例のそんな流れから。

「まあ女性とはいえね、声帯も伸びてくる訳ですよ。それを今から証明しましょう。10代の人?」

(ほんの数人しか手があがらないw)

「す!く!な!!!!ww」

まあお盆だからね…若い子は遠征できないし地元の子も法事とかあるんじゃないかな…(#^ω^)あと年齢調査でおもろいのは、40代以降に呼び掛けるとき段々敬語になってくとこだよねw「人生の先輩方もありがとうございます」って育ちが良いというか体育会系というかw

◎アイドルでいたい
「みなさんの心の中の永遠のアイドルでいれたらなと思います…僕にとって永遠のアイドルはアイルトン・セナですけどね。みなさんにとってのそんな存在になれたらなと」

セナは亡くなってしまったけど、こういちさんはどうか長く生き続けるという意味での永遠のアイドルでいてくださいね。

◎男性客
「男性のお客様もね、多く来ていただいて…」

\こーちゃーん!!!!/(野太い)

「はいはいありがとうございます…聖子ちゃーん!!!(野太い)」

もとからよく言うけど福岡で聖子ちゃんチョイスは流石できる子。でも男性のお客さんに叫び返す意味は未だに分からないw

「男性の方はどうしてこられたんですか?」

\ライブを楽しむためー!!!/

「ああそうですか…でもちょっと友達じゃないんでそれ以上話しかけないでもらえますか!?」

バッサリいきよった…切れ味鋭い…そういえばスタンドのギャーギャーうるさい客に「ここはいつから動物園になったんですかね」って切り返したのも最高でした。でもその後また同じようなやりとりがあったときの言葉には驚いた。

「ちょっと友達じゃないんで!!」

\ひどーい!/

「…だから友達以上恋人ってこと!」

\ぎえええええええええ/

「ほんと君ら簡単に転がされるのな!(手のひらで転がす動き)」

貴方に転がされたいという衝動だけでこの世界を生きています…(号泣

◎福岡仕様
「昨日発覚したんですけど、福岡ではいつも博多座で真面目な僕を見せているせいかこのドSモードに慣れてない方が多いんですね。どうですか?いつもより優しいでしょ?

\そうでもなーい/

「(膝に手をつき)ええwマジか…wいやそれは中島健人くんみたいには無理ですよ??」

◎昨日みんなが喜んでくれたので…
「あ、これ昨日みんなが喜んでくれたので…喜んでくれたっていうのもあれかwたった2時間半という短い時間ですけれども、この間だけは恋人同士に…」

\ぎゃあああああああああ/

「俺めっちゃ元カノいるやんていうねwでもこう言うと勘違いしていきなり『私元カノなんですけど!』とか言われたらドン引きですけどね…キモっ!!!!って言います」

客席が若干(それご褒美では…)って空気になったの面白かった。リアルでそういう勘違いがいたら普通に逃げてください怖いんで。ていうかさっきの中島健人くんを笑えないことに気付いてるかなこーたん????

◎そろそろ次の曲
「さあそろそろ次の曲行きます。お立ちください。」

\えええええええええ/(誰ひとり立たない)

「ええなんで!?昨日は従順だったのに…!」

(その後も頑なに立たない客)

「じゃあ自分は若い!って人は立ってください(#^ω^)」

(パラパラしか立たない)

「ちょwwやっぱり一旦座ってww」
「じゃあ座ったまま次の曲行きます」

\ええええええ/

「じゃあ立て!…これが誘導尋問(^ω^)」

(立たない)

いいかげん立っただろうと思いながらも不審な空気に気付くこーちゃん。照明に手をかざし客席を確認。

「え!?立ってへんやんwwww」
「ここがいっちばん頑固やなww」
「もういい!お前らが何と言おうと俺は次の曲に行く!」

\えええええええええええ/

流石ほとんど20年選手な客席の団体芸は違いましたねwwめっちゃ笑ったww

◎変なおばさん
「でんじゃーぞーんもGravityのときからやってますけども。大丈夫ですか、これ変なおじさんに見えてないですか?(例の振付)」

\大丈夫ー!/
\見えてないよー!/

「さあじゃあちょっとみなさんでやってみましょうか…5,6,7,8…変なおばさんがいっぱい!!!(自分で言ってウケる)」
「自分ではすごい面白かったんですけどあんまりウケませんでしたね…だって変なおばさんだらけなんだよ?ww俺の中では今日イチww」

それ全部あんたの彼女やで…楽しそうで何よりだけど…

◎アンコ後
「言葉にしなきゃいけないこともありますが、何かそれ以上のものを表現としてお伝えできていればなと思っております」

散々暴言吐いて適当なこと言いながらも全力のステージやりきった後にこれだもの。何万回惚れ直せばいいの?貴方の表現に出逢えたことが生まれてきて一番の幸せだよ…。

△▼△▼△▼△▼△▼△▼
昨日とうってかわって最終日感満載だったこの日w客席の盛り上がりもすごくて、こういちさんもなんかエモくて。終わりが見えてきて寂しくなっちゃったのかな。そんなところも本当に本当に可愛くて堪りません。人前は苦手だけどステージは大好きなんだよね?


…というわけで私のspiralは終わりこういちさんは永遠の元彼になったのでした。踊り出したいほどダンサブルで、生歌の迫力は圧巻で、ピンポイントでツボを突いてくるお衣装や空間の可能性を何倍にも広げる生きた照明…客電が落ちた瞬間から最後の最後まで余すことなく素晴らしいステージでした。可愛いしか言葉が出てこなくなるMCとのギャップも最高だったね。グラコンは一回しか入ってないから比べられないけど個人的にはこっちのが好き。思い出いっぱいのツアーをありがとうございました。やっぱり貴方だけが私のプリンシパル。愛しています。




待ち焦がれていた夢の続きは

どんなに噛み締めても瞬く間に過ぎて

近付けば近付くほど

知りたくて逢いたくて求めてしまうのに

チャンスはいつも今夜だけ


別れ際はきっと、切ない。


別れ際はきっと切ない〜Spiralコン横浜公演

堂本光一ソロコンサートSpiral
7/31,8/1,8/2@横浜アリーナ

信じられない暑さの中行われた3年ぶりソロツアーの横浜公演。アルバムを聴いたときに感じた「まだまだ新しいことに挑戦したい」という気持ちがこれでもかと可視化された圧巻のステージでした。ライブ空間の可能性を何百倍にも広げるこだわり抜かれた照明や、歌とダンスのパフォーマンスもさらにパワーアップし、「堂本光一の表現」をこれでもかと浴びせられる夢のような3日間。とりあえず勢いで感想を書き殴ってみようと思います。


1.Fame 
客電が落ちると音と光が有機的に動き回り一気に会場の雰囲気が変わる。そしてすべての光を集めた先にはフードを被った光一さんのお姿が…!!!早速キレのあるダンスを披露したかと思うと拳を突き上げてFameのBメロ。ここを強そうに歌ってもらうという私の夢を早速叶えてくれる光一さん神か。そしてすんなりサビに入るかと思えば寸止めされてできる一瞬の空白がもうね、エロい。初っ端からエロい。喉が枯れるまで叫ばされる予感に震えるしかない。MVの雰囲気にライブ感を加えて一気にspiralの世界に引きずり込まれる流石の演出でした。大サビ前のクラップみんなでできたら素敵。

2.Danger Zone 
とここでいきなりアルバム以外の曲キタ━━━(゚∀゚)━━━!!! 前回のグラコンでメイン曲だったでんじゃーぞーんをこの位置で。何が良かったって赤まりさんとSACHIKAさんがまたコンサートに付いてくれたこと。+゚(⊃ω⊂)+。ふぉーゆーは残念ながら付けなかったけどやっぱりこのお二人がいないとね!プロのダンス本当に堪能させてもらいました。相変わらずM字開脚でヒューヒュー言ってあげる優しいおたくとそれに応えて毎回完璧なカメラワークを見せてくるチーム光一の攻防が最高でしたw

3.MUSE 
これももう二次元ぽさたっぷり。紫っぽい照明が印象的だったな。INTERACTIONALを手掛けていただいたYOSHIEさんの振付。手首で首筋をなぞる振りに雄の色気が溢れてましたね。二次元セクションでまとめてるから仕方ないんだけど最初の方すぎてあんまり記憶がないのが残念。何度でも見たい。

4.Slave Maker 
二次元セクションに見惚れる我々を「おーけーはんずあっぷかもん!!」と煽ってくださるすれいぶめーかー様。ダンサーさん達を従えセンステまで来てくださいます。センステは2段階にせり上がる豪華仕様。もちろん照明も完備です。とにかく手を叩き拳を振り上げひとつになれる曲。四曲目にしてボルテージは最高潮に。

5.INTERACTIONAL 
光一さんがハケるとINTERACTIONALのイントロが。バンドの前に紗幕?がありそこに映像が映し出されます。生バンドはやっぱり素晴らしくて体を揺らさずにはいられません。男女で組になったダンサーさんが3組ほど出てきて踊るのですがここの麻里さんが凄かった。語彙がなくて伝えられないんだけどもはやアクロバット。カッコ良かったー。

そして出てくる光一さんは…

ハットにスワロが散りばめられたスーツ!!!!

\よっ!!待ってました!!!!!/

スポットを浴び1人で踊りだす光一さん。3回ほどあるブレイクが超絶キャーポイント。焦らす。エロい。叫ばずにはいられないカッコよさ。眩しさ。そして最後のブレイクをバシッと決めるとアクセントダンス風に女ダンさんが2人歩いてくる。ここからはMVの完全再現という感じでただただ良質なショー。

6.Knocked me down 
椅子を使った演出や青ドレスでキメた麻里さんSACHIKAさんのダンスがとてつもなくムーディーな一曲。曲を可視化するという光一さんのコンセプトを深く理解した麻里さんならではの振付だったのかなと。コンサートでもっと好きになれた曲のひとつ。

7.Come closer 
客席の歓声も一際大きかったように思える人気曲。振付おそらく前回のまんまだよね?キレが増したように見えるのがすごいところ。でも衣装が違うと受ける印象も随分違うなー。今回は衣装がビシッとした感じだからのっくみーだうんから違和感なく続いてた。あーこれも何度でも見たい。ハット×堂本光一の相性たるや…!

8.Night Wanderer 
ハットとジャケットを脱ぎ捨て暗め寒色系の照明の中歌い始めるこの曲。何と言っても特筆すべきはレーザーを操る演出。すごい。見たことない。もはや暗すぎて光一さん見えませんけどみたいな。緑の細めの簡素なレーザーですが、光一さんと女ダンさんがイリュージョンのように操る光の群舞はすごく斬新で、胸を締め付けられるような、どこか異世界に誘われてしまったような、不思議な感情をくれる演出でした。

9.Over You 
静かに噛みしめるように歌い上げる光一さんの声は優しく切なくて、どれだけ彼女を愛していたのかが痛いほど伝わってきます。しかしやっぱり光一さんぽいなーと思うのはメンステに戻り階段を上がりせり上がった最上段で歌い始めるとモニターに雲海が広がって「ここは…天界…?」ってなるところ。そうか、そもそも光一さんは天界にお住まいですもんね。いやそれにしてもお歌が上手。

10.IN&OUT 
説明はいらん!!!
首を振れ!!!!!!!!

【MC】
きみまろが板についてきた光一さんと全力で転がされるおたくの団体芸。長年付いてきたファンに良い意味で甘える光一さんとか、めちゃくちゃ疲れてる光一さんとか、もうほんと可愛すぎるので勘弁してください><

個人的にツボだったのは体調を心配してくれたり唐突におたくを彼女にしたり横アリを自分の家に見立てて招待してくれる突然のデレwwあまりの急展開に戸惑うおたくまで含めて最高の空気感でした。

11.DEAD END 
ゆるゆるMCのあとに再び現れた光一さんの姿に目を疑うおたく。

く、鎖に…繋がれて…る…???
あとなんか…お衣装が…なにあれ…???

公式が最大手と言えば良いのかなんなのかわからないけどとにかく耽美で変態的なエロスが溢れ出るステージ上。ニーズを把握しすぎ。

12.SHOW ME UR MONSTER 
変態お衣装のまま今度は銀色っぽいステッキを持ちMVの世界観をパワーアップさせて表現されるこの曲。1番がMVで2番がダンスクリップの振付だったのかな?真骨頂のガシガシダンスをアリーナサイズの迫力で余すことなく堪能できます。

13.Bongo Drum 
コンサート前後で印象が変わった曲ダントツの第1位。ネタ曲かと思ってたのになんだこの仕上がりは???最高か?最高なのか???なんかやたらと振付が好きで、珍しく猥雑なイメージの照明(まあそれも含めて計算し尽くされてるんだけど)もすごく効いてて、音楽に合わせて踊ることの根源的な楽しさが表現されてたように思う。早く映像化してほしい。

14.Just A Woman 
今度は打って変わってバンドチームをフィーチャーした演出。バンドのみなさんが前列まで出てきます。光一さんが下にいてせり上がったステージで踊る白スーツの麻里さんSACHIKAさんがめちゃめちゃカッコ良かった。

15.STELLAR NIGHT〜星のバルコニー
今度はVネックに白ジャケットのカジュアル王子スタイルで登場する光一さん。舞台仕込みの伸びのある声でミュージカル調のバラードを熱唱します。メンステの光一さんと幻想的な照明に見惚れてしまいますが、ふと気がつくと、そう、センター席の頭上に、あれです。

夢浮橋。

前回のグラコンで観客の度肝を抜いた空中回廊。「花道があると近くにくるのが事前に分かってしまうから好きではない」との想いから光一さんが発案し実現したものです。「客席なんて見えないし見ていない」と言って憚らない光一さんですが、どの席のお客さんにも近づきたい、予想できないステージを見せたいという気持ちが痛いほどに伝わってきます。

2番を歌いながらゆっくりと夢浮橋をスタンドの最奥まで歩き、最後のフレーズ「愛し合ってる2人だけの星のバルコニーで」を歌いきった瞬間…

光一さんの
頭上から
広がる
満天の星空………!!!!!!

信じられない程のロマンチックな演出。小さな歓声と大きな溜息が会場を包みます。やっぱりあの人王子様だったんだ…。

16.Love Professor 
「さあ後半戦まだまだ盛り上がっていきましょう!」の掛け声からタイトル発表時に話題となったこの曲。夢浮橋の左右の花道先端にも来てくれます。上下左右満遍なく視線をやって(見てないけどね!)、両手で指をさしてくれるのが印象的でした。そんな仕草どこで覚えたの???あと横アリ初日だったかな?夢浮橋が降りるの待ちきれなくてぴょんって飛び降りたのカッコよかったなー。

17.メドレー
Bad Desire〜妖〜暁 〜Deep in your heart 
圧巻のラストスパート。和要素を取り入れた赤ヒラ衣装で登場です。メンステ左右のケツ見席にも可能な限り近付いてくれるのって今まであんまりなかったんじゃないかな?驚いたし嬉しかった。そしてやっぱり和モノは光一さんの良さが出ますね。儚さと力強さを同時に表現できるダンスが本当に好き。メドレーというよりMIXなんですけど照明で曲ごとの世界観を明確に分けつつも統一感あるステージングでThat's光一ワールドという感じでした。あとDeepは無条件にアガるね!!!

18.INTERACTIONAL 
Deepからの流れでとどめのINTERACTIONAL。赤ヒラを脱ぎ捨て黒タンクで本編ラストです。たったひとりでゆるーく振付も踊りつつ全力の歌を聴かせてくれます。あれだけ踊ったのにそれを感じさせない美しいファルセットはもはや号泣案件。ダンスがフィーチャーされがちですがボーカリストとしての表現力も本当に高いレベルだなあと思い知らされます。最後の挨拶をしてメンステに戻り「別れ際はきっと切ない」と歌ってからハケていく光一さんはなんて罪な男なんでしょう…

【アンコール】
E1.SHOCK! 
当然鳴り止まないこーちゃんコールにちまちまと小走りで戻ってきてくれる光一さん。少し喋ってくれたあと、世界的ダンサーであるケントモリさんに振付をいただいたSHOCK!をついに披露です。これはもうほんとに凄まじかった。堂本光一の生き様だった。たったひとりで、信じられない量の光を浴びて、とてつもなく大きな想いを背負って、その痛みさえ輝きに変える孤高の帝王。これからのコンサートでも歌いたいと言っていたのが本当に嬉しいし楽しみで仕方ない。他の誰でもない堂本光一の表現の全てが詰まってました。

E2.LOVE CRIES 
やっぱり自作曲はいいね。気分が乗るまでは無理にやってほしいとは思わないけど、それでも光一さんの曲が他の何処にもない美しさを持ってることだけは事実だから。今回また大好きになった曲のひとつ。

もう限界のはずなのに「もう少し歌いましょう!」とトロッコに乗り込みサービス全開(ファンサって意味じゃなく)で盛り上がってくれる光一さん。もうここまでくると頭真っ白です。カッコよすぎだし優しすぎだし愛おしすぎ!

ラストはこの曲。燃え尽きます。気紛れで会場にマイクを向けるのでおたくの瞬発力が試されますw

WEC.IN&OUT
横アリ最終日、鳴り止まないコールに再び出てきてくれた光一さん。挨拶だけで嬉しかったのに、会場の余りある熱気に気押されたのかw、「ほんとに用意してないんだよ…」と言いつつWアンコで歌ってくれました。とにかく首を振れ!!と煽りまくりサビは歌わずに首を振っておられました。1番が終わるとダンサーさんを引き連れ(サザエさんみたいだったのは内緒w)センステに。赤まりさん始めダンサーさんたちも流石の対応力でした。燃え尽きて疲れてるのにありがとうございました。+゚(⊃ω⊂)+。

…さて、勢いで各曲少しずつしか書かないつもりだったのにすでに5000字を超えてしまいましたw今回はなんだか全体的に愛が溢れてて、こーちゃん人間らしくなったなーという印象でした。それでもやっぱり自分を神格化する演出が天才的に上手いし、この人に転がされていたいだけの人生だったなと思います。横アリ4公演心の底から楽しかったです!ありがとう!大好き!