道が途切れたってもう止まらない〜五関晃一さんの31歳聖誕祭に寄せて
愛する自担様こと五関晃一さん31歳のお誕生日おめでとうございます!!!!!!!!!!!
20代の貴方を私はほとんど知らなかったけど、30歳だった貴方を1日残らず想い続けられたことは私の幸せです。生まれてきてくれて、続けてきてくれて、出会ってくれて、愛させてくれて本当にありがとう。
どれだけ時間がかかっても、貴方の夢が叶うことを、そしてそれを傍で見ていられることを願っています。いつだって未来しか見てない貴方は本当にカッコいい。どんな景色を見に行けるのか今から楽しみで仕方ありません。これからの1年もその先も、貴方にしかできない貴方の人生を全力で歩んでください。愛しています。
---------------------------おまけ--------------------------
6月の朝の光でぼんやりと目が覚める。
ここのところ毎朝天気が悪かったから,カーテンをきちんと閉めることもせず寝てしまっていた。自分の雑な性格をいまさら責めたところで仕方ない。
ふと,彼の寝顔をみようと思って寝返りをうった。いつだって隙を見せない彼の,無防備な姿を見てみたかった。
でもやっぱりこの人は私の思い通りになるような人じゃない。最初から全て知っていたかのようにニヤニヤとこちらを見ている。
おはよう,と囁き合う。
休日の朝7時。
起き出すにはまだ早いと思った次の瞬間だった。
「次に起きるまでこうしてられたら結婚しよっか」
私の手が彼の大きな手に包まれる。脳がこれ以上は危険と判断したのだろう,何が起きたのか分からず混乱しているうちに私は眠りに墜ちた。
☆~*~★~*~☆~*~★~*~
あれは夢だったのだろうか。
その人はまるで風のようだった。
あまりに軽やかに。
あまりに淀みなく。
薄暗いガード下の些細な光の全てが彼に集まり揺らめいていた。音も光も空気さえも当然のように彼の味方だった。何もかもが彼のステップの為に存在する世界。
どれほどの時間その不思議な空間を眺めていただろう。車のヘッドライトがピンスポットになろうと彼を照らした瞬間、確かにその顔がこちらを向いた。息が止まる刹那。もう逃れられない。追われている訳でもないのに観念せざるを得なかった。
☆~*~★~*~☆~*~★~*~
部屋に差し込む朝の光はいつの間にか天高く昇っていた。
「お誕生日おめでとう」
「結婚しよう」